日頃より整体サロン『四つ葉のクローバー』をご愛顧いただきありがとうございます。当院では来訪者様に安心してご利用頂くために以下の新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して行っておりますので安心してご来院下さい。
《3密に対する対応》
ご予約の調整で院内の混雑を防止、ソーシャルディスタンスを守り密閉・密集・密接を防ぐ取り組みを実施しております。
《来院時の体温測定とマスクの着用のお願い》
37℃以上の発熱が見られる際は、ご利用をご遠慮頂いております。
また、咳エチケットの観点よりマスクの着用をお願いしております。
マスクをお持ちでない方には当院よりお渡ししております。
《空間除菌》
24時間の換気設備による強制換気と定期的な窓開放換気を励行するとともに、院内各所に加湿器と空気清浄機を設置し空気中のウイルスなどが拡散しにくい室内環境に整えております。
《院内清掃・除菌》
毎日院内の清掃を徹底的に行い、ご利用者様が行き来するスペースにございます備品やドアノブ・スイッチなどにつきましても、スタッフによる定期チェックを行い専用除菌剤を用いた除菌・殺菌処理を行っております。
《手指消毒剤の設置》
スタッフの手指消毒の励行とともに、入口に「手指消毒剤」を設置致しております。入場時はこれらをご使用いただき手指の消毒へのご協力をお願い致します。
《スタッフ全員の検温及びマスクの着用》
ご来訪者様及び従業員の安全を考慮し、感染拡大の防止のためスタッフ全員が毎日出勤時と随時に検温チェックを行い、37℃未満の者、および健康上問題の無いスタッフのみが勤務しております。
スタッフもマスクを着用して応対させて頂いております。また体調不良者はただちに院長に申し出る事や、院外での感染対策行動等の対策マニュアルの周知徹底を図っております。
新型コロナウイルスの感染予防対策に関しましては、今後も随時最新の情報をもとに強化して参ります。
梅雨時期に入ると急増する寝違いやぎっくり腰の患者様、これは天候が不安定になり気圧の変化に私達の身体が影響されているせいだと言われています。
今回は寝違いの対処法をお知らせしておきます。
一般的に「寝違い」と呼ばれる症状の多くは、首周辺の筋肉が軽度の肉離れを起こしている状態を指します。
睡眠中でも頭の高さは身体の中心軸にあって欲しいのですが、枕の高さが合わないなど、どうしてもその位置からずれがちです。長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていると、首の筋肉が部分的な阻血状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなります。そのような状態で起床時に急に頭や首を動かすと、寝違いが発生するのです。
スポーツをするとき、ストレッチをせずにいきなり激しい運動をしたら筋肉を傷めてしまいますよね。それと同じで、睡眠中に凝り固まった筋肉をいきなり動かすと、軽度の肉離れが起きるのです。つまり寝違えは、寝ている時に生じるわけでは無く、寝違いの原因は睡眠中に作られますが、寝違いの炎症が発生するのは主に起床時なのです。
実は寝違いにも種類があります。筋膜を傷めているケースと、中心部分を傷めているケースです。
例えば、首を右に回したときに左側が痛ければ、筋膜(筋肉の表面を覆う膜)が傷ついている可能性が高いと言えます。反対に、首を右に回したときに右側が痛ければ、筋肉の中心部分が傷ついている疑いが。前者の方が痛みは強く、治りにくい傾向があります。
「寝違い」のなかには、神経痛やねんざのケースもあります。
ご紹介した通り、寝違いの多くの原因は軽度の肉離れですが、まれに頸椎に神経痛やねんざが発症しているケースもあります。
末しょう神経が圧迫されることで、痛みやしびれ・まひが生じるのが神経痛です。不自然な姿勢で寝ていたことで頸椎(けいつい)周辺の神経が圧迫され、神経痛になる事があります。首から肩や腕・手指に痛みやしびれがある場合は、神経痛が疑われます。
ねんざとは、関節のじん帯や腱(けん)・軟骨などが傷つくケガのこと。例えば、睡眠時に頭が長時間、極端にのけぞった状態になっていると、頸椎がねんざすることがあります。
朝起きて「寝違えた!」と思ったら、とにかく楽な位置から首を動かさないことが大切です。
痛みが出てから48時間程度は、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を貼るのもおすすめ。ただし、長時間貼るのは避けてください。目安は1時間程度です。
「とりあえず動作確認しよう」と、首を左右前後に倒してみたり、手で触ってみたりするのは良くありません。寝違いは炎症、つまりケガです。なるべく動かさない・触らないようにしてください。痛みや違和感を治そうと、首のストレッチをしたりもんだりすると、更に悪化させてしまう場合も有ります。安静が一番早く治すコツですね!
また、アイスパックや氷のうを使って長時間冷やすのもおすすめできません。 アイシングをすると、一時的な鎮痛効果は得られます。その一方で筋肉の血流が悪化するため、損傷部位の回復が遅くなる可能性が考えられます。また、筋肉ではなくじん帯や神経を傷めている場合は、炎症が首の奥深い部分にあるので、冷やしたところで鎮痛効果が期待できません。
このほか、炎症を起こした直後は温めるのも良くありません。患部は熱を持っているため、温めると炎症を助長させてしまうおそれがあります。温湿布やカイロを使って温めるのはもちろん、湯船につかるのも避けたほうがいいでしょう。
寝違えた直後は一時的に冷やすのはOKですが、長期的に冷やすのはNG。温めるのは、痛みが治まる安定期までNGと覚えると良いでしょう。
初期段階は、とにかく安静にしましょう。「痛い」と感じる動作は避けてください。傷ついた組織を修復するためには、これ以上の治療はないとも言えます。初期のマッサージはNGです、神経性のものだと気持ちの良いマッサージは神経を興奮っせてしまい痛みが増します。痛みが強いポイントを強めに30秒くらい指圧すると鎮静作用が働いて痛みを和らげます。
痛みが和らぐ安定期に入ったら、血流を良くして回復を促しましょう。血流改善には、温める・ストレッチをする・マッサージをするなどいろいろな方法があります。どの方法が適切かは病態によって異なるため、専門家の指示に従うように。
ストレートネックとは?
ストレートネックとは、本来緩やかな湾曲を持っている首の骨が、負担のかかりすぎによりまっすぐ一線上になってしまい、顎が前に突き出したような姿勢になる状態のことをいいます。
ストレートネックになる主な原因は?
ストレートネックになってしまう主な原因として考えられるものが、4つあります。
●長時間のスマホ操作
ストレートネックは「スマホ首」と呼ばれるくらいなので、スマホが大きく関わっていることが分かりますね。
スマホを操作する時、顔より下にスマホがあるので、自然とうつむく姿勢になりがちです。しかし、その姿勢は頭部の重心を前にかけてしまうことになり、首に大きな負担を与えます。
また、うつむく角度によって、首の骨にかかる負担の大きさが変わってくるとされています。
うつむく角度 首の骨にかかる負担0度 約4~5kg
15度 約12kg
30度 約18kg
45度 約22kg
60度 約27kg
上の表をみると、首が曲がれば曲がるほど、首の骨にかかる負担も大きくなっているのがわかります。こうして首に負担をかけ続けることにより頸椎が本来の湾曲を失ってしまい、最終的にストレートネックになってしまうのです。
●長時間のパソコン作業(デスクワーク)
パソコン作業の際も、モニター画面を覗き込むような前かがみの悪い姿勢になりやすいです。長時間のスマホの操作と同様、首に負担をかけるだけでなく、背骨や骨盤のゆがみの原因にもなってしまいます。
また、前かがみの姿勢は腹筋も背筋も緩み、筋肉が使われない状態になります。その結果、ストレートネックになるだけでなく、筋肉の衰えの原因にもなるとも言われています。
●同じ姿勢での読書
長時間のスマホ操作やパソコン作業と同じです。仰向けに寝転びながらの読書は別ですが、椅子に座ったりしてうつむいた状態のまま読書をすることにより首に大きな負担をかけ、ストレートネックになってしまうリスクが高くなります。
●高すぎる枕の使用
実は、高すぎる枕もストレートネックの原因になっています。
睡眠時、高すぎる枕を使用すると頸椎が圧迫され、首や肩に大きな負担がかかってしまう他、周りの筋肉が緊張してしまいます。その状態が長時間続いてしまうと、寝起きに首や肩の痛みが生じてしまい、結果としてストレートネックになってしまう傾向があります。
注意!ストレートネックが引き起こす悪影響
ストレートネックになってしまうと、一体どのような症状があるのでしょうか。
●無理な圧力が骨や椎間板の変形を引き起こす
ストレートネックになってしまうと、体の約10%の頭部の重みが頸椎にそのまま圧し掛かって来て、圧力を逃がすことが出来なくなりますから、気付かないで1.5~2年くらい放置すると骨の変形や椎間板の変形が始まり不可逆性(治す事が出来ない)の症状になってしまいます。スマホやパソコンを長時間使う人は定期的なチェックをして予防する事が大切です。
●肩こり、首こり
首周りの筋肉が緊張してしまうので、首や肩もこってしまいます。ここで注意してほしいのが、ストレートネックが引き起こす首こりや肩こりは、放置してはいけないということです。普通の首こりと肩こりと違って、首周りに大きな負担をかけ続けているので、症状が悪化すると、軽く咳をするだけで首に痛みが生じることもあります。
●頭痛、吐き気、めまいやイライラ、不眠等の症状
頸椎の負担がかかる位置により、現れる症状が異なってきます。
頸椎の上部に負担がかかると、緊張性の頭痛やめまい、吐き気
などといった症状が現れやすくなります。また、自律神経に支障を
きたしてしまうので、イライラや不眠といった精神面にも症状が現れ
てしまい最悪うつ病まで発展する可能性があります。
●手や腕のしびれやヘルニア
頸椎の下部に負担がかかると、手や腕のしびれといった症状が現れます。
また更に悪化すると、頸椎と頸椎の間にある椎間板※が本来の位置より突き出してしまい、頸椎椎間板ヘルニアになってしまうケースも少なくはありません。
※椎間板とは、椎骨とよばれる脊椎(背骨)を構成している、1つ1つの骨の間に存在する円形の線維軟骨のこと。
あなたは大丈夫!?ストレートネックの簡単チェック方法
実は、ストレートネックかどうかを今すぐ簡単にチェックできる方法があります。気になる方はぜひ、試してみてください。
手順1:壁に背を向けて立つ
手順2:「かかと」「おしり」「肩甲骨」の順番で壁にくっつける
ストレートネックの簡単チェック方法
この姿勢ができたら、下記の項目をチェックしてください。
□① 意識せず、自然と後頭部も壁についている
□② かすかに後頭部が浮いているが、少し意識すれば壁につく
□③ 後頭部が壁から離れているが、頑張って意識すれば何とかくっつく
□④ 後頭部が壁から離れすぎていて、どんなに頑張っても壁にくっつかない
①のあなたは頸椎が正常な状態ですので、ストレートネックの可能性が低いです。
②のあなたは、ストレートネック予備軍です。
③、④のあなたはストレートネックである可能性が高いです。特に④のあなたは、重度の症状である可能性が高いといえます。